私が音楽に興味をもったのは、小学校５年生のころです。
このころは、加山雄三の映画「エレキの若大将」と楽曲がヒットし、ベンチャーズの来日などで、エレキギターが大流行。
しかし、エレキギターとなると、普通の家庭では、手の届かない贅沢品。
親に無理を行って普通のガットギターの中古を買ってもらいました。ご多分にもれず、練習曲は「禁じられた遊び」です。結構弾けるようになりました。
中学に入学してからは、GSブームがあり、先輩方のエレキバンドがエレキギターを引いているのに憧れたものです。
第一次フォークブームもこのころで、フォーククルセダーズや森山良子など有名どころがデビューし、高校生の頃は、ヤマハ音楽祭から多くのミュージシャンがメジャーデビューしました。
また、洋楽の世界でもビートルズは勿論、ストーンズ、ピンクフロイド、Tレックス、デビットボーイ、サンタナ、GFR、など今でも名の残るグループの曲が巷に溢れていた時代です。
当時住んでいた静岡県の隣、箱根の芦ノ湖畔で1971年「箱根アフロデイーテ」という、野外コンサートが開催され、初来日のピンクフロイドが出演。しかし、当時の中学校ではコンサートへの入場が禁止され、泣く泣く行けなかったことを思い出します。霧の中の演奏が今でも語り草になっており、今でも自分としては心残りです。
私は今でもよく聞く曲はこの当時のヒット曲です。１９７０代ロックやフォーク、映画音楽、JPOPなど１万曲以上、iTunesに収録されています。
月日が流れ2013年の暮れに再結成したタイガースのコンサート（東京ドーム）に行ってきました。
これがきっかけで、長年、憧れていたエレキギターを購入することを決断し、購入。
気の合った仲間と集まって昨年まで練習を重ねていました。現在は、京都に引っ越したため、練習はストップしています。
今考えると、自分はいい時代に生まれ、育ったな～。とつくづく思います。
音楽の世界では、ユーミンやキャロル、高中正義、YMO、山下達朗、などと同じ時代を境遇や世界は違っても一緒に歩めたことは、宝物だと思っています。
